【日本永住Navi】身元保証人になってもらうために説明すべきこと
[Permanent Residency]
What to Explain to Someone Becoming a Guarantor for Permanent Residency

会社の上司や友達に、身元保証人をお願いしたいのですが、どのように頼んだら引き受けてもらえるでしょうか。
「保証人」になってもらうには?
永住権・永住ビザの申請をする場合、必ず「身元保証人」を用意しなければなりません。しかし、日本人は身元保証人など「保証人」になる事をリスクに感じ、そのようなお願いをされても引き受けることをためらう人が多いです。そのため、永住権申請に必要な身元保証人とはどのようなものなのか、しっかりと説明し理解してもらう必要があります。
身元保証人の責任
身元保証人が「身元保証書」で保証することは以下の通りです。
私は上記の者の永住許可申請に当たり、本人が本邦に在留中、本邦の法令を遵守し、公的義務を適正に履行するため、必要な支援を行うことを保証いたします。
身元保証書 https://www.moj.go.jp/isa/content/930002536.pdf
ここでいう身元保証人には法的義務が課されているのではなく、道義的責任が課されています。つまり、外国人が犯した罪に対する損害賠償や、借金の肩代わりをする連帯保証人のような法的責任は一切問われません。
ただし、身元保証をした外国人が問題を起こしてしまった場合、その道義的責任を果たせなかったとみなされると、それ以降は別の外国人の永住申請のための身元保証人になることができなくなります。

同僚や部下から身元保証人になることをお願いされた場合、法的リスクはないとわかれば引き受けやすくなるのではないでしょうか。
永住許可申請の身元保証人になれる人
身元保証人になれるのは、以下に限られます。
- 日本人
- 永住者
家族が日本人または永住者である場合は、その家族に身元保証人になってもらうケースが多いです。
また、働いている人は勤務先の社長や上司、同僚や日本人の友人に身元保証人をお願いすることが多いです。
身元保証人になることを断られたとき
身元保証人について理解が得られず断られてしまった場合、どうすればよいでしょうか。
外国人の方が、日本人の友人や上司に保証人になることをお願いしても、理解を得られず警戒されてしまうことが多くあります。「保証人」という言葉から連想する様々なリスクに対し不安があるためです。
当事務所では、永住申請をご依頼いただいた方には、必要に応じて身元保証人候補の方に対して直接、永住申請における身元保証人制度について説明しております。 身元保証人でお困りの際はお気軽にご相談ください。

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